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Channel: 春も夏も秋もいつも学生野球
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だんだん順当になってきた埼玉県高校野球

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   大宮公園での準々決勝第一試合は前年夏の代表春日部共栄対センバツ4強の浦和学院の対決とあって、試合前から周辺道路が大渋滞、入場券売り場も100mを軽く超える長蛇の列。そして暑かった。
   しかし試合は浦学が一方的に打ちまくり8対2と快勝した。浦学はクリーンアップこそ当たりが出なかったが、二番の臺がバントヒット2本を含む4安打、下位打線の荒木・西野がいずれも3安打、そして六番高橋がライトに大きなホームランなど打線がまんべんなくつながった。投げてはエース江口は温存したものの、やはり左腕の小倉がエースと見まがうほどの堂々たるピッチング。2点は失ったものの相手に連打を与えない安定感があった。この試合運びを見る限り、夏も"とりこぼし"のイメージがまったく感じられない。春もまだ頂上まであと二戦あるが、たぶんこのまま勝ち続けるとみた。
   二試合目の朝霞は前半良く頑張ったが、中盤から川越東の地力が発揮され6対3と敗れた。朝霞はきょうも先発は木村だが、本当に立ち上がりはどの試合もストライクが入らない。別に強豪相手でなくてもどの試合でも入らない。ただバックの守りが安定していて、ピンチが広がらないだけで、ちょっと背番号1とは思えない"不安定感"だ。
夏はどうするのだろう。途中でリリーフした水出、田頭も力不足だが、まだ"まし"ではないか。まあ普通の県立高校にあまり贅沢は云えないが・・・・・。川越東打線は球威のない朝霞投手陣から快打を連発したが、朝霞の特に外野守備が素晴らしく、ピンチでファインプレーの連発。両校の力の差は相当あったが、その割には3点差と健闘した。
                           浦学の小倉は7回を被安打6、3四球だが低めの制球が安定
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                                3回裏、浦学は西野のツーベースでまず高橋が生還
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                           川越東先発のサイドハンド磯川は3回以降朝霞打線を抑え込んだ
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                                朝霞のセンター水出は二番手としてマウンドに
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                          川越東のエース高橋は7回から10人に対しヒット1本に抑える
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