きょうからGW突入。仕事のあれやこれやで気分はあまりスッキリしないが、とにもかくにも上尾市民球場へ。晴天の野球観戦はやっぱりウキウキするものだ。春の埼玉県大会三回戦3試合を見てきたが、まあ長い一日だった。8時40分頃球場入りし、三試合目が終わって球場を後にしたのが19時前。疲れたが見ごたえある一日だった。
第三試合の朝霞はやっぱり長い試合、延長戦には強かった。きょうも得点力不足、雑な守備など至らない部分は多々あったが、慶応志木の好投手石井に食らいついて5回に逆転、そして7回を終わって4対2とリード。このままいくかと思った矢先の8回、慶応志木の6番安部のまさかの同点ホームランが飛び出す。そして延長戦へ。朝霞は10回途中から「木村→田頭」のリレーがあり、守りにリズムが出てくる。そして朝霞は攻撃でも毎回のようにサヨナラのチャンス。しかしこれをことごとくつぶすと、逆に14回表慶応志木は猪砂のタイムリーで1点勝ち越し。その裏の朝霞は二死満塁から水出の同点打、そして吉田のレフト前ヒットが飛び出しついに6対5と逆転サヨナラ。3時間37分の大熱戦に終止符を打った。これで夏のCシードが確定。次の川越東にはかなり厳しいと思うが、今年もやっぱり伝統の粘りは生きていた。
「長い一日」の原因はこの試合だけでなく、第一試合の春日部共栄対浦和実戦の延長11回も大きかった。結局3対1と春日部共栄が底力を発揮したが、浦和実のサウスポー金井のピッチングはなかなかよかった。あと共栄はきょうは投げなかったエース高野の打撃センスが非常に光っていた。第二試合は花咲徳栄が8対1と大宮東を7回コールドで下した。
春日部共栄先発の石川(背番号11)はランナーを出してからの安定感がもうひとつ
浦和実の金井は193球の熱投も実らず
7回表、共栄4番高野の同点タイムリー
花咲徳栄の高橋(背番号10)は被安打5ながら1失点に抑えた
慶応志木の石井は球威、制球ともに安定していた
5回表、朝霞は一旦は勝ち越す名取のタイムリーツーベース
延長14回表、慶応志木は猪砂のタイムリーで勝ち越す
14回裏、朝霞は二死満塁で"作戦会議"
そして"サヨナラ勝ち"の歓喜!!
長い一日だった